投資を始めて失敗した話|初心者がやりがちな3つのミス
“`「投資を始めよう」と決意したあの日。
私は希望に満ちていました。
でも現実は、思い描いていたものとは違っていました。
むしろ、知識がないまま始めたことで、逆に損をする選択を繰り返していたんです。
今では資産5,000万円を形成できた私ですが、最初の2年間は本当にひどかった。
今回は、当時の私が犯した「初心者あるある」の失敗を3つ、正直に書きます。
もしあなたがこれから投資を始めるなら、この記事で同じ失敗を避けられるはずです。
失敗①:よくわからないまま「人気の個別株」を買ってしまった
投資を始めて最初にやったこと。
それは、ネットやSNSで話題になっていた個別株を買うことでした。
当時26歳だった私は、こんな思考でした。
「みんなが買ってるなら間違いないだろう」
「有名な企業だし、潰れることはないはず」
「今買っておけば、数年後には倍になってるかも」
そして購入したのが、某大手電機メーカーの株。
投資資金50万円のうち、30万円を一気にその1社につぎ込みました。
結果はどうなったか
買った直後は順調に上がりました。
「やっぱり投資って簡単じゃん」と思った矢先、業績悪化のニュースが流れて株価が急落。
気づけば、購入時から約25%のマイナス。
30万円が22万円になっていました。
「まだ戻るはず」と信じて持ち続けましたが、結局そこから回復することはなく、
2年後に諦めて売却。最終的な損失は約6万円でした。
何がいけなかったのか
冷静に振り返ると、問題だらけでした。
- なぜその企業を選んだのか、自分で説明できなかった
- 分散投資の概念を知らず、1社に集中投資していた
- 損切りのタイミングがわからず、ズルズルと持ち続けた
個別株が悪いわけではありません。
ただ、企業分析ができないのに個別株を買うのは、ギャンブルと同じだったんです。
初心者がまずやるべきだったこと
今の私なら、こうアドバイスします。
「最初は、インデックスファンド(全世界株式やS&P500)から始めよう」
個別株は「この会社の未来に賭ける」投資。
インデックスファンドは「経済全体の成長に賭ける」投資。
初心者が選ぶべきは、圧倒的に後者です。
失敗②:「高配当株」に飛びついて、トータルリターンを見ていなかった
個別株で失敗した私は、次にこう考えました。
「配当金がもらえる株なら、値下がりしても配当で取り戻せるんじゃないか」
そして手を出したのが、配当利回り5%超えの高配当株でした。
配当利回りが高い=良い株だと思い込んでいたんです。
気づいたら「減配」の嵐
購入した高配当株は、確かに最初の1年は安定して配当をくれました。
年間で約3万円。「これは良い投資だ」と満足していました。
でも2年目、業績悪化により減配が発表されました。
配当金は半分以下に。
さらに、株価も購入時から15%ほど下落。
配当をもらっていても、トータルではマイナスという状態に。
何がいけなかったのか
- 配当利回りだけを見て、企業の業績や財務を確認していなかった
- 「配当=確実な利益」だと勘違いしていた
- 配当にかかる税金(約20%)を考慮していなかった
配当金は確かに嬉しいです。
でも、株価が下がれば配当以上に損をするのが現実でした。
しかも、配当金には税金がかかります。
受け取った配当金3万円のうち、実際に手元に残るのは約2.4万円。
一方、インデックスファンドなら、利益確定しない限り税金はかかりません。
複利の力を最大限に活かせるのは、こちらの方でした。
今の私が選ぶ投資法
高配当株投資が悪いわけではありません。
ただ、資産を増やすフェーズでは、配当よりも成長性を重視すべきだと気づきました。
今の私のポートフォリオは、
新NISAで全世界株式インデックスファンドに毎月積立がメイン。
配当を再投資する手間もなく、税金も繰り延べられる。
初心者には、これが一番シンプルで効率的です。
失敗③:「暴落が怖い」と思って、中途半端に現金で持ち続けた
投資を始めて1年ほど経った頃。
世界的な株価調整があり、私の資産も一時的に10%ほどマイナスになりました。
その時の私は、完全にパニックでした。
「このまま投資を続けて大丈夫なのか」
「もっと下がるなら、一旦売って現金にした方が安全じゃないか」
結局、半分を売却して現金化しました。
「暴落が落ち着いたら、また買い直せばいい」と思ったんです。
結果、最悪のタイミングで売っていた
売却した後、株価は予想に反してすぐに回復。
そして、私が売った価格を超えて、さらに上昇していきました。
「もう少し待てば良かった…」と後悔しても遅い。
最悪のタイミングで売って、最高のリターンを逃したんです。
その後、「また下がるかも」と思ってなかなか買い戻せず、
結局、売却時より20%も高い価格で再購入することになりました。
何がいけなかったのか
- 短期的な値動きに一喜一憂していた
- 長期投資のつもりが、実際には短期売買をしていた
- 「暴落=チャンス」ではなく「暴落=危険」と捉えていた
投資の世界には、こんな言葉があります。
「Time in the market beats timing the market(市場にいる時間が、タイミングを計ることに勝る)」
つまり、完璧なタイミングで売買しようとするより、長く市場にいる方が成果が出るということ。
私は、まさにこの逆をやっていました。
今の私が実践していること
暴落は、避けられないものです。
でも、長期で見れば株式市場は右肩上がりです。
だから今は、こう決めています。
- 暴落しても売らない。むしろ買い増しのチャンス
- 毎月決まった額を淡々と積み立てる(ドルコスト平均法)
- 短期の値動きは一切見ない
実際、コロナショックの時も、私は売らずに持ち続けました。
その結果、その後の回復で資産は大きく増えました。
「何もしないこと」が、最強の投資戦略だったんです。
まとめ:失敗から学んだ3つの教訓
私が投資を始めて犯した3つの失敗。
それぞれから学んだことを、改めてまとめます。
失敗①:個別株に集中投資
→ 初心者はインデックスファンドで分散投資
失敗②:高配当株に飛びつく
→ 配当より、トータルリターンを重視する
失敗③:暴落で売却
→ 長期保有を前提に、短期の値動きは無視する
投資は「失敗しながら学ぶもの」
正直に言います。
投資に、最初から成功する人なんていません。
私も、ここに書いた以外にもたくさんの失敗をしてきました。
でも、その失敗があったからこそ、今の投資スタイルにたどり着けたんです。
大切なのは、「失敗しないこと」ではなく「失敗から学ぶこと」。
もしあなたが投資を始めたばかりで不安なら、
まずは少額から始めて、自分なりの失敗を経験してみてください。
ただし、できるだけ「避けられる失敗」は避けた方がいい。
この記事が、あなたの遠回りを少しでも減らせたら嬉しいです。






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